弘前大学大学院 地域社会研究科

令和元年度「公開セミナーin函館市」を実施しました。

大学院地域社会研究科では、大学院レベルの教育研究分野の学びの機会を提供することを目的として、地域の社会人を対象に、令和元年11月16日~17日にかけて、北海道函館市にて公開セミナーを開催しました(受講者は2日間累計24名)。

本セミナーは、「つながりをデザインする」をテーマに、本学教員に加え、札幌国際大学の池ノ上真一教授、函館市景観政策担当課長の長谷山裕一氏にもご協力いただき、講義及び❝まちあるき❞を実施しました。

北原啓司教授による講義の様子
▲講義①北原啓司教授

1日目は、本研究科長・北原啓司教授による「海峡を越えたつながりのデザインとは」と題した講義からセミナーが開催されました。
自分たちが主役の連携、マクロな「つながり」とミクロな「つながり」の必要性等について具体的な事例を踏まえた提案がなされました。

 
 
 
 

北池ノ上真一教授による講義の様子
▲講義②池ノ上真一教授

次に、「人口減少社会のつながりのデザインとは」をテーマに、札幌国際大学の池ノ上真一教授の講義があり、沖縄県・竹富島などにおける地域マネジメントの現状の紹介や、函館をモデルとした地域に応じた必要なエリアマネジメント等についてご説明いただきました。

 
 
 
 

函館市電を貸し切りの様子
▲まちあるき①函館市電を貸し切り

その後、函館市景観政策担当課長の長谷山裕一氏と函館市職員のガイドによる函館西部地区の❝まちあるき❞を実施しました。函館市電を貸し切り、函館どつく前まで移動した後、徒歩にて、東北以北最古の手動式エレベーター、日本最古のコンクリート電柱等を巡りながら、観光地函館の中に溶け込んでいる歴史や、時間がつながり続ける街、函館を再発見しました。

 
 

東北以北最古の手動式エレベーター
▲まちあるき②東北以北最古の手動式エレベーター
日本最古のコンクリート電柱
▲まちあるき③日本最古のコンクリート電柱

 
 
 

平井太郎准教授による講義の様子
▲講義③平井太郎准教授

2日目は、始めに「時間のつながりのデザイン-SDGsにむかうプロセスとは-」をテーマに、平井太郎准教授の講義が行われ、環境・社会の持続性に目配りした交流・取組みについての解説・事例紹介がありました。

 
 
 
 
 

土井良浩准教授による講義の様子
▲講義④土井良浩准教授

続いて、「人々のつながりのデザイン-“つながり”を生み出す場所のあり方-」と題して土井良浩准教授の講義があり、人々のつながりが失われつつある現代、それをつなぎ直すことを意識して、交流の機会や場所づくりを行うこと等について事例紹介・提言がありました。

弘前大学大学院地域社会研究科 案内(PDF) セミナー動画

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