地域産業研究講座(令和6年度入学)小山 尚貴
「日本一の地方大学」の大学院で「極めない」を極める
私は30歳を超えた社会人として、弘前大学大学院の門を叩きました。地域共創科学研究科(修士課程)を経て、地域社会研究科に進学しました。地域共創科学研究科では、従来の大学院研究科のイメージである「専門的」「極めてナンボ」ではなく、文理を超えた探究が中心でした。
地域文化研究講座(令和6年度入学)西野 亜唯
言葉にする術を持ち、人と語り合える場所
私は弘前大学教育学部、弘前大学大学院人文社会科学研究科で、音楽や教育学、哲学等を学び、研究を進めてきました。教育学部に入学する以前から漠然と、言葉で何かを言い表すことに強い関心を持っており、その後学んでいく中で自分の中の関心を形式的に書き残していく方法、より深く思考していく方法を学びました。人文社会科学研究科在学時には、人それぞれが持つ普段の言葉で音楽を語り合う言葉は創造的なのか、ということについて考察するためワークショップを実施しており、更なる実践や分析・考察を進めるため、弘前大学大学院地域社会研究科に進学しました。
地域文化研究講座(令和5年度入学)石川 裕貴
「学際的な学びの場」としての地域社会研究科
私は、弘前大学教育学部、同大学院教育学研究科にて音楽教育学を専攻し、2020年4月より埼玉県公立中学校音楽科教諭として、これまでの学びを学校現場にて還元できるよう尽力してきました。しかし、学生時代に学んできたことと学校現場での実態とのギャップや、コロナ禍における音楽教育の混乱などを経験し、学校音楽教育に対する疑問や課題について明らかにしたいと考えるようになり、音楽科教諭を続けながら弘前大学大学院地域社会研究科に進学することを決めました。
地域産業研究講座(令和5年度入学)岩渕 伸雄
可能性を問い直し、共に社会を創っていける環境
私は弘前大学の農学生命科学部から農学生命科学研究科を経て、修了と同時に弘前にてダンススタジオを設立しました。ダンスを青森県に根付かせ、多くの人々が芸術舞踊に親しみ、理解を深めてもらいたいという思いから起業しました。それまで学んだ内容とは全く異なった分野での起業となりましたが、修士課程を経て得られた経験が起業後の様々な困難を乗り越えるうえで大きく活かされたと肌で感じました。