修士論文では総合型地域スポーツクラブ特定非営利活動法人スポネット弘前を事例に、地域社会におけるソーシャル・イノベーションの創出と成功要因について考察しました。
ソーシャル・イノベーションという現象が起きるためには、社会的課題を認識したアントレプレナーの「想い」を事業化することが発生のプロセスにおいて必要となります。さらに、事業化に当たっては、実にさまざまなステイクホルダーの協力による資源動員が必要となります。わたしはここにロマンを感じているのです。
古来、「三人寄れば文殊の知恵」といいます。今こそ、多くの人の知恵や技能を集めて住みよい地域づくりをする必要があると思っています。特に、「地域で経営すること」「地域で働くということ」など地域での生活について、つまり、「地域で生きるということ」について考え続けています。
持続可能性の高い社会形成とそこに暮らす人々の幸福を構築しようとし続けることは、超少子高齢社会を生きる我々の、後世に対する責任であると考えているからです。将来、私たちの子どもや孫が、自分の住む地域をすきでいてほしい。ここに生まれてよかったと感じてほしいという思いが、わたしの研究の源になっています。
また、「地域」とは、その人が暮らす場所であればどこにでも当てはまります。わたしにとっての地域は「弘前」であり「青森」です。青森と日本、青森と世界をローカル、グローバルな尺度で捉え、地域で暮らす一人ひとりの生活満足度を高めるために、今、何ができるのか、どうしたら新たな社会的価値を創造し、なおかつ持続し続けることができるのかを今日も問い続けています。
弘前大学大学院地域社会研究科〒036-8560 弘前市文京町1番地 弘前大学教育学部4F TEL:0172-39-3960お問い合わせ・アクセス
地域で生きるということ
修士論文では総合型地域スポーツクラブ特定非営利活動法人スポネット弘前を事例に、地域社会におけるソーシャル・イノベーションの創出と成功要因について考察しました。
ソーシャル・イノベーションという現象が起きるためには、社会的課題を認識したアントレプレナーの「想い」を事業化することが発生のプロセスにおいて必要となります。さらに、事業化に当たっては、実にさまざまなステイクホルダーの協力による資源動員が必要となります。わたしはここにロマンを感じているのです。
古来、「三人寄れば文殊の知恵」といいます。今こそ、多くの人の知恵や技能を集めて住みよい地域づくりをする必要があると思っています。特に、「地域で経営すること」「地域で働くということ」など地域での生活について、つまり、「地域で生きるということ」について考え続けています。
持続可能性の高い社会形成とそこに暮らす人々の幸福を構築しようとし続けることは、超少子高齢社会を生きる我々の、後世に対する責任であると考えているからです。将来、私たちの子どもや孫が、自分の住む地域をすきでいてほしい。ここに生まれてよかったと感じてほしいという思いが、わたしの研究の源になっています。
また、「地域」とは、その人が暮らす場所であればどこにでも当てはまります。わたしにとっての地域は「弘前」であり「青森」です。青森と日本、青森と世界をローカル、グローバルな尺度で捉え、地域で暮らす一人ひとりの生活満足度を高めるために、今、何ができるのか、どうしたら新たな社会的価値を創造し、なおかつ持続し続けることができるのかを今日も問い続けています。