私は、弘前大学教育学部、同大学院教育学研究科にて音楽教育学を専攻し、2020年4月より埼玉県公立中学校音楽科教諭として、これまでの学びを学校現場にて還元できるよう尽力してきました。しかし、学生時代に学んできたことと学校現場での実態とのギャップや、コロナ禍における音楽教育の混乱などを経験し、学校音楽教育に対する疑問や課題について明らかにしたいと考えるようになり、音楽科教諭を続けながら弘前大学大学院地域社会研究科に進学することを決めました。
私の研究テーマは、自然音や環境音を有効活用し、地域の実態に応じ、生活や社会の中の音や音楽と主体的に関わっていくことのできる学校音楽教育の構築です。そのためにJ.ペインターらによる“creative music education”やR.M.シェーファーによる“soundscape”及び“sound education”を基盤とした音楽教育を、エスノグラフィーにより質的に検討します。
地域社会研究科後期博士課程では、研究指導教員と深く議論しながら、各々が研究を進めていくことができます。また、授業や研究会等の場で、様々な分野の先生や学生と交流することができ、地域政策形成論や研究方法論、地域サウンドスケープ論、教育学、社会学、財政学など、学際的な視点で自分の研究を見つめ直すことができました。本研究科では、学生一人一人の実情に合わせて授業時間等を調整してくださるため、土日のオンライン授業や集中授業の実施により、仕事に支障をきたすことなく必修科目等の授業を履修することができることも、本研究科の魅力の1つだと感じています。
後期博士課程に進学することに悩んでいる方もいることと思いますが、地域社会研究科に進むことで、地域社会での経験から生じた疑問や課題の解決を目指すなかでたくさんの「学際的な学びの場」に出会うことができます。ぜひ、一歩踏み出してみてください。
弘前大学大学院地域社会研究科〒036-8560 弘前市文京町1番地 弘前大学教育学部4F TEL:0172-39-3960お問い合わせ・アクセス
「学際的な学びの場」としての地域社会研究科
私は、弘前大学教育学部、同大学院教育学研究科にて音楽教育学を専攻し、2020年4月より埼玉県公立中学校音楽科教諭として、これまでの学びを学校現場にて還元できるよう尽力してきました。しかし、学生時代に学んできたことと学校現場での実態とのギャップや、コロナ禍における音楽教育の混乱などを経験し、学校音楽教育に対する疑問や課題について明らかにしたいと考えるようになり、音楽科教諭を続けながら弘前大学大学院地域社会研究科に進学することを決めました。
私の研究テーマは、自然音や環境音を有効活用し、地域の実態に応じ、生活や社会の中の音や音楽と主体的に関わっていくことのできる学校音楽教育の構築です。そのためにJ.ペインターらによる“creative music education”やR.M.シェーファーによる“soundscape”及び“sound education”を基盤とした音楽教育を、エスノグラフィーにより質的に検討します。
地域社会研究科後期博士課程では、研究指導教員と深く議論しながら、各々が研究を進めていくことができます。また、授業や研究会等の場で、様々な分野の先生や学生と交流することができ、地域政策形成論や研究方法論、地域サウンドスケープ論、教育学、社会学、財政学など、学際的な視点で自分の研究を見つめ直すことができました。本研究科では、学生一人一人の実情に合わせて授業時間等を調整してくださるため、土日のオンライン授業や集中授業の実施により、仕事に支障をきたすことなく必修科目等の授業を履修することができることも、本研究科の魅力の1つだと感じています。
後期博士課程に進学することに悩んでいる方もいることと思いますが、地域社会研究科に進むことで、地域社会での経験から生じた疑問や課題の解決を目指すなかでたくさんの「学際的な学びの場」に出会うことができます。ぜひ、一歩踏み出してみてください。